アメリカ ラーメンマーケット 2024年 Part2: アメリカラーメン市場 概要
- 上原孝詔
- 2024年5月14日
- 読了時間: 1分

2004年以降、ラーメンマーケットは年20%前後で成長し続けており、マーケットの規模は$1.5Bへと成長している。販売チャンネルとしては、外食(フードコート含む)、内食(スーパーでの販売)、ミールキッド(有名なのがBlue Apron)等となるが、チャンネルとしては外食が圧倒的に多く、提供する店舗の形態は、専門店、居酒屋、一般日本食等が中心となっている。フレーバーは、豚骨がダントツとなっており、次に味噌、醤油、塩と続く。最近では、油面や混ぜ麺等のスープが必要無いメニューが増えている。また多くの店舗でビーガンラーメンを用意しており、その殆どは味噌味となっている。
今後の懸念事項としては、ラーメンスープ供給が上げられる。現状アメリカには、畜肉(エキス含む)が含まれる食品の輸入が実質不可能な状態であり、ガラスープが主体のラーメンスープは輸入が出来ない為、現地製造に頼っている。店舗でガラを炊く事も出来るが、非所に時間を要する事、味が安定しない等の理由で専門業者が製造するガラスープの需要は高い。また麺製造メーカーも限られているが、比較的参入壁が低い為、今後新規参入が見込まれている。また店舗で麺を作れる機器の販売も始まっており、自家製面を提供する店も出てている。




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