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アメリカ ラーメンマーケット 2024年 Part 3: アメリカのラーメン市場 概要 販売チャンネル別

  • 上原孝詔
  • 2024年5月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月20日



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外食市場

米国内にある日本食レストランは、23,000軒以上あり、ラーメンを提供するレストランが2,300軒以上ある。内ラーメン専門店は1,200軒以上となっている。、今後も専門店は年平均で20%前後で増えていくと見込まれている。また供給側も充実してきており、一発型のスープ等を用意し、専門店以外でのラーメンの取り扱いも増えていくと見込まれており、寿司を提供するレストランが、ラーメンを提供するケースも増えている。

店舗での価格帯は、一杯$13-$19前後となり、例えば家族3人でラーメンだけをを食べた場合でも、消費税、チップが含まれ合計$60前後と、日本のラーメンとは違う価値を作り出している。


リテール市場(生ラーメン)

リテール品を製造しているのは、Sun Noodle、明星、Yamachanラーメン、JSLの4社であるが、JSLの製品は日系スーパーでは売られていない。明星は中華三昧ブランドでも生ラーメンを販売している。価格帯は2食で$6-$8となっており、数年前から30%-40%価格が上がっている。

主要な販売先は、日系スーパー、韓国系スーパーやその他アジア系スーパーが中心となっており、米系スーパーで見る事は殆ど無い状況。現在日系スーパーは大小合わせ138店舗ある。現在過去にないインフレに直面している事から外食を控える代わりに、家庭で出来るリーテル品が伸びていくと予測されている。



インスタントラーメン市場

北米では、22年度にインスタントラーメンの売上が5,800万食を記録、今後も年平均1.9%の伸びが見込まれており、28年度には6,500万食になると見られている。

パンダミック中には、家で食べられるインスタントラーメン類の販売も増え、日清食品USAの2021年の売上は、前年比22%増を記録。中でも消費者の便利でお得感のニーズの高まりを背景にプレミアム商品の売上高が32.0%増加し、82.3%のシェアでプレミアムカテゴリーをリードしている。

また米国日清、米国東水でもアジアンフレーバーのラーメンを開発、販売しており、米国日清では、日本から輸入する形で、ラ王の豚骨風味(袋麺)(本物の豚骨は使用していない)をCostcoで販売をしている。

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