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CBD及び関連商品について

世界のカンナビジオール(CBD)市場は、2021年から2028年の間に47.49%のCAGRで、2023年の75億9,000万ドルから2028年には557億9,130​​万ドルに成長すると予測されています。産業、医療、健康、美容など様々な分野で注目されるCBD(カンナビジオール)。近年ではその効果が認められ、世界的に需要が高まっています。 国内でも、2021年には厚生労働省が「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を開催し規制緩和を検討していたり、大麻由来の医薬品の治験が国内で開始されたりと、CBD製品の輸入販売、製造・販売へのハードルは低くなっており、今後さらなる市場拡大が見込まれます。

注意

・弊社hホームページ紹介している海外の論文や研究結果は当社の製品に対するものではなく、CBDを始めとするカンナビノイドの成分に対するものであり、当社の製品の効果と直接的な関係はありません。
・日本において、CBDは医薬品および医薬部外品ではないため、疾患の予防や治療等には医師の指示を受けることが大切です。

​弊社取扱いのCBD及びその他製品について

希少なカンナビノイドの未来で起業家に力を与える

​無農薬 非遺伝子組み換え

Mission

弊社のパートナーであるCBD製造企業は、次世代の大麻ベースのイノベーションを提供することに専念する科学企業です。大麻化合物の研究と製造には精度が要求されます。世界中の業界をリードする科学者や研究パートナーと協力して、サプライチェーンのあらゆるポイントで、栽培者、抽出者、代理店、ブランド、メーカー向けに最高品質のカンナビノイドを開発しています。

Vision

イノベーションと品質へのたゆまぬ努力を通じて、希少なカンナビノイド成分ブランドの未来を再定義しています。これらの強力な天然成分の約束と最先端の科学技術を組み合わせて構築され、業界が提供しなければならない最高のベンチマークを定義します。

​Why us?

最高級のオーガニックヘンプ農場と革新的な製品イノベーターの交差点に立っています。同社のR&Dプロセスは、世界クラスの科学と深い市場知識を組み合わせて、クラス最高の製品と市場の適合性を見つけます。競合他社の何光年も先を進んでいます。はい、科学は私たちの活動の中心にありますが、私たちの最大のスキルは、この古代の植物の可能性を実現するための最高の栽培者、加工業者、研究者、戦略的パートナーである卓越性を見つけ、世界で最も価値のある製品の1つに変えることです。

​同社の製品は、無農薬で育てられた、非遺伝子組み換え原料を使用しております。

取扱い商品

  • CBD Isolate

  • CBD Distillate (Crystal Resistant Distillate)

  • CBDV Isolate

  • CBG Isolate

  • CBN Isolate

  • CBT Isolate

  • CBC Isolate

木の根

CBDとは

CBDとは、カンナビジオールの省略名であり、大麻由来の1成分の名称です。

果物のレモンには、ビタミン、ミネラル、香り成分などの栄養素がありますが、ビタミンと言っても、ビタミンC、D、B1、B2と豊富な種類があり、大麻では、カンナビノイドやミネラル、その他栄養があり、カンナビノイドには、100種以上の種類があると言われています。その多数ある中の、カンナビノイドの一種をCBD(カンナビジオール)と呼びます。

安全で依存性のないCBDは、日本ではまだ認知度が低いものの世界各国では多くの人たちが、健康に良い影響をもたらすと関心を寄せており、CBDオイルカプセルグミドリンクなど、局所的に塗布したり、経口摂取したりすると、CBDはエンドカンナビノイドシステムの神経受容体と相互作用し、体内の細胞間で信号を送り、運動、気分、ホメオスタシス、免疫機能の調節を助けるなど、心身にとってさまざまな良い効果をもたらし、病気の症状を緩和する働きも確認されているのです。

実際に2011年の論文では、CBD(1回600mg)が不安障害患者の不安を和らげると発表されていました。

この他にも、「”疼痛からてんかんまで”ありとあらゆる苦しみや痛みが改善された」など研究によって次々に効果が明らかにされ「奇跡の治療薬」とまで呼ばれているようです。

アメリカCBD及びCBD関連商品市場

日本ではCBDもひとくくりに「大麻」由来というだけで違法薬物とイメージする方も多く、一般に浸透しているとはいいがたい状況です。しかし世界を見ると、欧米、アジアやロシアまでもが、CBDの効能について認識しており、天然由来で副作用等もない薬物に代わる素材として脚光を浴びており、健康食品市場、スポーツ関連市場、ペット市場及び医療市場と多くの分野で使用されており、同時に各市場も広がり続けています。また諸外国の多くの大学が、大麻関連専門の学科を設置しており、日々CBD及びそれら関連の研究が行われています。

CBDの安全性に関しては、世界保健機関 WHOでも2017年11月に薬物依存に関して「CBDは乱用や害を及ぼさない」と見解を示しており、その後2017年12月には、「CBDを国際的に規制対象物質とすべきではない」とWHOが正式に発表しました。

この発表を受け多くの国で、CBDに関する規制を緩和。その結果、CBDに注目する人が急増しCBD製品が一気に成長したと考えられております。

 

​以下はフォーブス社のCBDに関する調査結果です

  • OnePollが米国の成人2,000人を対象に実施したForbes Healthの調査によると、回答者の60%がCBD製品を試したことがあり、何らかの薬効があると考えていることがわかりました。

  • 2018年に『Cannabis and Cannabinoid Research』誌に掲載された2,400人以上を対象とした横断的調査によると、CBD使用者の約62%が、カンナビノイドを病状の治療に使用していると報告しています。CBDで治療される病状のトップ3は、痛み、不安、うつ病です

  • Forbes Healthの調査によると、米国の成人の65%近くがCBDはアルコールよりも安全に摂取できると考えていますが、CBDが合法であるべきだと考えているのは44%に過ぎません。

  • また、Forbes Healthの調査では、米国の成人の3分の1が、フルスペクトラムCBD、ブロードスペクトラムCBD、CBDアイソレートの違いについて理解に自信がないと回答しています。

  • 2023年現在、米国でのCBDの消費は、条件付きで合法であるか、全50州で完全に合法です。

CBD使用統計:何人の人がCBDを使用していますか?

調査データによると、米国の成人の過半数(60%)がCBD製品を使用しているか、試したことがあるそうですが、以下の人口統計学的内訳を見ると、どの年齢層と性別がカンナビノイドを最も多く使用する傾向があるかがわかります。

  • 年齢別のCBD使用割合

興味深いことに、フォーブス健康の調査に参加した18歳から25歳の3分の1未満がCBDを使用しているのに対し、77歳以上の参加者のほぼ90%がCBDを使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 性別別のCBD使用割合

一方、フォーブス健康調査によると、男性と女性はCBDを同じように使用していると報告しています。

CBDを使う理由

フォーブス健康の調査によると、ほとんどの消費者はストレスを軽減し、リラックスするためにCBDを使用しており、次いで痛みの緩和と睡眠の質の向上を求めています。

CBD製品の販売統計

米国のCBD市場は、過去10年間で急激な成長を遂げました。実際、Statistaが収集したデータによると、CBDは2014年に1億800万ドルの製品売上を占め、2022年にはその数字が19億ドルに跳ね上がりました

しかし、インフレが米国でのCBDの売上に打撃を与えているように見えることが、世界的な測定・データ分析会社であるニールセンIQ(NIQ)の洞察から明らかになりました。2022年3月から2023年3月にかけて、ヘンプベースのCBD製品の売上は全国で10%減少しました。(NIQのデータによると、ヘンプベースのCBD製品は、非ヘンプのCBD製品よりもかなり高価であることが多く、すべての州で合法であり、需要が高いため、価格が高くなっている可能性があります)

  • 人気のCBD製品:最も一般的なのはどれですか?

Forbes Healthの調査によると、米国の成人はさまざまな形でCBDを摂取しており、その中でも最も人気があるのはCBDグミやその他の食用食品です。CBDカプセルやCBDオイル、チンキ剤も同様に人気があります。CBDの局所塗布に関しては、消費者はCBDローションを好むようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 消費者はCBDに月にいくら費やしますか?

厳しい経済状況にも関わらず、消費者は好みの CBD 製品にお金を使い続けています。 データ、分析、ビジネスインテリジェンス企業であるニュー フロンティア データが収集した 2020 年の調査によると、CBD 消費者の 29% が CBD に毎月少なくとも 50 ドルを費やしており、CBD に関して最も高額な支出を行っているのは 34 ~ 44 歳です。 CBD製品。

Forbes Health の調査でも同様の支出習慣が報告されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CBDに対する消費者の見方


フォーブス ヘルス調査では、米国における CBD 使用に関する多くの視点も収集されました。

調査回答者のほぼ 60% が、CBD を摂取するのは安全だと信じています。
CBDを摂取することが社会的に許容されていると答えたのは回答者のわずか45%でした。
米国の成人の44%はCBDは合法であるべきだと考えているが、21%はCBDは違法とみなされるべきだと考えており、19%はこの問題についてまだ迷っている。
調査回答者の45%がCBDの摂取は社会的に許容されるが、THCの摂取は許容されないと考えているため、THCは問題をさらに複雑にしています。
46% が CBD が薬物検査で陽性反応を示すと信じているため、薬物検査も別の懸念事項です。
CBDの規制環境は曖昧であるため、CBDが自分に適しているかどうかを判断する最善の方法は、CBDのさまざまな形態について詳しく知り、体内でどのように作用すると考えられているかを検討し、CBDの調達に細心の注意を払い、総合的な医療提供者に相談することです。 医療大麻に精通しており、アドバイスが得られます。

 

 


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CBD世界動向

以下は各地域でのCBDの取扱いの現状となっております。

北米(アメリカ、カナダ)

New Frontier Dataによると、世界一のCBD消費大国であるアメリカでは2020年のCBD製品の消費総額は約150億ドル(約1兆5,550億円)と予想されています。

消費者一人当たりの平均年間消費総額は約320ドル(約33,000円)と推測されており、CBDユーザーのうち3割近くが月に約50ドル以上をCBDの購入に出費しているとの統計があります。

また、現在から2025年までの消費総額の累計はその8倍の1,210億ドル(12兆4,400億円)にものぼるであろうと推定されています。

一方でアメリカの隣のカナダは、CBDの原料となる産業用ヘンプの生産量・輸出量の増加が期待されています。

2016年から2017年にかけて、カナダ全土の産業用ヘンプの農地の広さが75,000エーカー(東京23区の面積の約半分に相当)から140,000エーカーに拡大しており、生産量は80%上昇しています。

そして、現在カナダのCBDの生産量はCBD大国であるアメリカを抜いて世界2位となっています。

しかし近年急速にCBDの生産量が増加している中国や東南アジアの低価格生産者らとの価格競争を勝ち抜くことは簡単ではないため、今後の課題とも言えるでしょう。

EU(ヨーロッパ)

New Frontier Dataによるとヨーロッパ全体ではCBDの消費者は現段階で5億人以上と推測されています。

また、ヨーロッパの全CBD消費者のうち約30%が月に100ユーロ(約13,000円)以上を費やしているとのことです。 

アメリカのBright Field GroupというCBDのデータ調査会社によると、2018年時点ではイギリスとオーストリアがヨーロッパ最大のマーケットでした。

イギリスとオーストリアの2カ国のそれぞれのトータルセールスは約8000万ドル(約83億円)にものぼりました。また、2018年のヨーロッパ全体では3億1,800万ドル(約320億円)と報告されています。

現在ではドイツが台頭してきていますが、今後もしばらくはイギリスが消費量のトップの座を守ると考えられています。

また、CBD製品の品質管理に関する法の整備が完了したスイスとスペインも今後注目の国となるでしょう。このような背景もあり、2023年にはヨーロッパ全体の消費量は現在の約4倍に膨らむことが期待されています。

アジア

アジアでは産業用ヘンプの生産量に注目したいと思います。

まず、中国は短期間で急激な成長を遂げており、CBDの原料となる産業用ヘンプの栽培、加工そして輸出において今や世界を牽引しています。

New Frontier Dataによると、2017年の時点で中国国内でのヘンプの売り上げは約11億ドル(約1,100億円)と推定されています。

この時点で、世界中の産業用ヘンプの売り上げの約3分の1を中国が占めていることを示しています。

中国はヘンプの栽培や加工、輸出においては世界をリードする一方で、法整備の遅れにより現在中国国内で流通しているCBD製品はCBD化粧品やCBDスキンケア用品のみがほとんどです。

その背景には、中国ではカンナビスやヘンプを含む違法薬物を規制する法律が非常に厳しく、CBDを取り扱う会社は常に厳重な警察の監視下に置かれている現状があります。

CBDビジネスを行う者ははまさに一挙手一投足を常に監査される状態であり、現段階では中国国内でCBDやCBDオイルなどを販売するにはあまりにもプロセスが多い上にリスクが高いです。

したがって、どの会社も率先して中国国内でビジネスを展開したい状況ではありません。今後、法の整備が進むことを期待したいところです。

た、アジアでは美容や文化などの流行の発信地である韓国のCBD市場にも注目です。

New Frontier Dataによると韓国では2016年の時点で、CBD化粧品やCBDケア用品において約85億ドル(約9,000億円)を超える売り上げがあったと報告されています。

また2017年には、オーストラリアのMGC Pharmaceuticalsは韓国のVarm Cosmoという化粧品会社と約313億ドル(約3兆2,000億円)で供給契約を締結しています。

その契約の内容は、MGC PharmaceuticalsがVarm Cosmoへ3年間毎月15,000kgのCBDスキンケア用品の提供をするというものです。

このことからも、韓国でのCBD市場への期待の大きさが伺えます。しかし、Varm Cosmoの契約違反により2018年にMGC Pharmaceuticalsが裁判を起こしています。

アジアでのCBDの展開はまだ課題があります。

しかし、中国やインドを擁するアジアは世界の人口のおよそ60%を占めているという状況からも、この地域でのCBD市場の展開とヘンプ栽培技術の発展は無限の可能性があると考えられています。

日本の動向

1.大麻取締り法改正

日本では、2023年12月6日に大麻取締法の改正案が成立。今後は規制緩和に動くと予測されており、先ずは医療分野で先行していく予定となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 「医療や産業における適切な利用を図る事」が目的

  • 諸外国の解禁とは別物となり、誤解を与えない形で、大麻を有効に使用できるようにする

  • 「取り締まり」いう言葉を除外し、「大麻草の栽培の規制規制に関する法律」という名称に

以下が法改正後の3つの要点

 

 

 

 

 

2.今後政令で定められる内容

2024年及び2025年に2段階で政令が施行される予定となっており、今後以下の内容がパブリックコメント経て定められる事項となります。

  • 第一弾、第二弾の法改正執行日(政令)

  • 製品中のTHCの残量限度値(政令第一弾施行迄)

  • ​大麻草中のTHC基準値(政令・第二弾施行迄)

  • 大麻草採取栽培者の報告事項、帳簿記載事項、廃棄方法、事故等の届出事項(省令・第一弾施行迄)

  • 第一種大麻草採取栽培免許の栽培の目的(免許対象となる茎と種子の採取以外の用途の範囲を個別に記載)(省令・第二弾施行迄)

  • THC基準を超えない大麻草の種子以外の生育材料(例:挿し木)(省令・第二弾施行迄)

  • 発芽不能処理、発芽可能種子の譲渡規定(栽培者以外に提供するとき)、未処理種子の輸入手続き(省令・第二弾施行迄)

  • 大麻草の加工許可(茎、種子の利用以外)の基準、報告事項等(省令・第二弾施行迄)

  • その他の技術的な基準値(通知を想定)

    • 大麻草のサンプリングm大麻草中、製品中のそれぞれのTHC試験法

    • ​都道府県の第一種大麻草栽培者のそういつ的な免許基準

3.難治性テンカン向けの医療品の流通

今回の法改正により、治験のみならず医薬品としての使用が可能となります。

現在までの医薬品認可へ向けたこれまでの動きとなります。

  • 2018年  6月:米国FDAは、GW Pharmaceuticals社のエピディオレックス(Epidiolex)を重度のテンカン症候群であるレノックス・ガスとー症候群とドラべ症候群の治療薬として承認

  • 2018年11月:GW Pharmaceuticals社が、米国でエピディオレックスを発売

  • 2020年  8月:米国FDAは、エピディオレックスを結節性硬化症の治療薬として承認

  • 2020年12月:国連麻薬員会において、「麻薬に関する単一条約」(1961年制定)の大麻及び大麻樹脂カテゴリーをスケジュールⅣからⅡに変更

  • 2021年  1月:大麻等の薬物対策の在り方検討会を開始

  • 2022年  3月:エピディオレックスの国内治験届を提出(難治性テンカン治療薬)

  • ​2022年  4月:エピディオレックスの日本国内での治験開始

  • 2022年  4月:厚生科学審議会に「大麻規制検討小委員会」を設置

  • ​2023年12月:大麻取締法改正案の提出と承認

現在GW Pharmaceuticals社が医薬品承認に向け、希少疾病用医薬品指定制度を利用した第Ⅲ相試験を実施中。対象者数が国内で5万人未満の病気が対象。医療上特に必要に高いものに合致する医薬品を厚生労働大臣が指定する事で優先的に承認審査が受けられ、新薬承認までの期間を短出出来ることになります。

4.その他大麻医薬品

今後は他の大麻医薬品の治験が進んでいくと予測されており、医療上必要性の高い、欧米諸国では承認されているが日本では未承認・適応外薬検討会議を厚生労働省が開催。今後製薬会社に対して治験や開発要請を行う予定です。

5.今後の業界予測

​医薬品承認が信頼向上に繋がると予測され今迄グレーだった法制度が白黒はっきりし、法整備が整う事から、大手企業の参入壁が一気に低くなり、本市場への参入が加速すると予測されています。

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第一弾:2024年6月・最終製品のTHC基準値

第二弾:2025年7月・大麻草のTHC基準値・栽培免許と管理体制

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Epiodiolex®について

難治性テンカンに効果のあるCBDオイル

英国 GW Pharmaceuticals社が開発した大麻草を原料とする医薬品

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